昨日でもなく 明日でもなく昨日のことは、どうでもいい明日のことも、どうでもいい 今この瞬間に 誰を想っているか 誰に想われているか ヒトの人生なんてまっすぐに伸びるいっぽんの直線 ほんの一瞬だけすぅっと輝く 流れ星の軌跡のようなもの。 ひとりひとりの直線が 果てしない空間に描く軌跡は無数にあるけれど、 交わることはない 寄り添って同じ方向に永遠に進むヒトなんて ひとりもいない 一緒に輝いていると思うヒトがいれば とても大きな偶然の出会い だからいま 想い、想われて ふたつの直線が同じ方向を向いていたとしたら それは大きな奇跡だとおもう。 ほんとうは直線であるはずの道を すこしだけ無理やりに捻じ曲げて 同じ方向に軌道修正してみたいけれど そのことは明日考えよう。 いま大切なのは 一緒に輝いた今があるという奇跡 |